「韓・中・日代表作家展」出品者決定

掲載日: 17年09月15日 | カテゴリ: トップ記事

平昌冬季五輪記念
3国各25名、大作競演
来年2〜3月ソウルで開催 どうつなぐ爍横娃横闇東京
 
 来年2月に韓国の平昌(ピョンチャン)市で開幕する「冬季五輪・パラリンピック」を記念して韓国政府・文化体育観光部(省に相当)の主催で開催準備が進められている国際展、「韓・中・日書芸代表作家展」で大作を競演する各国各25名の代表作家が出揃った。

 それによると、日本側は1936年生の井茂氏から77年生の阪野氏までの25名で、ジャンル別は漢字16、かな6、篆刻1、刻字1、現代書1、中国側が31年生の沈鵬氏から67年生の李強氏までの25名で、漢字21、篆刻2、現代書法2、韓国側が32年生の呂元九氏から76年生の崔載錫氏までの25名で、漢字13、篆刻2、ハングル4、実験書芸6と、それぞれに多彩な顔ぶれとなっている。
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 この代表作家の人選の上で主催者側から各国の選定委員会に提示されていた倏代構成瓩蓮各国それぞれに「30〜40代」5名、「50〜60代」15名、「70〜80代」5名というものであった。

 このため、日本側の選定に当たった井茂圭洞、新井光風、田宮文平、萱原晋の4委員もこの年齢条件をクリアするのに四苦八苦し、結局爍械安紊梁緝什邁鉢瓩料出は断念した経緯がある。


 そしてここに出揃った中国や韓国の顔ぶれをみても、やはり各国とも同様に苦労した形跡が見受けられ、30代作家を送り出してきた国はゼロとなっている。


 また、日本は「70代以上5名」の枠をキチンと守っているものの、中国は7名、韓国は9名が爍沓安絨幣絖瓩箸覆辰討り、このあたりは要請された条件を律儀に守った日本側に多少不満が残る結果となったと言えそうだ。


 なお主催者側からは、これまで10月末としてきた作品の締め切りを1カ月延長し、11月末日(必着)とすると通知して来ており、大作の準備に大きな負担を強いられている作家各位には、朗報と言えそうだ。


 ところで、これにより平昌五輪記念の「韓・中・日書芸代表作家展」は来年2月8日(木)から3月25日(日)まで、ソウル市の芸術の殿堂・書芸博物館を会場に開催されることが本決まりになったといえるが、さて、日本書壇としてはこれをどのように「2020年/東京」につなげていくべきか、いよいよ重い課題を背負うことになったといえるだろう。


 同展に関する問い合わせ等は、筍娃魁升械苅僑押升毅横毅韻糧術新聞社・平昌五輪記念展日本事務局へ。



(書道美術新聞 1106号1面 2017年9月15日付)



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