[文科省] 小・中指導要領告示

掲載日: 17年04月01日 | カテゴリ: トップ記事

ほぼ、「案」通り決定
小・中「国語」 来年度から狎莵埃損椨瓩

 文部科学省は3月31日、小・中学校用の新しい学習指導要領を官報に掲載、告示すると共に、同省ホームページでも公表した。

 同時に、同省が先に公表した「学習指導要領(案)」に対して2月14日から3月15日まで実施していた同案等に対する意見公募手続き(パブリックコメント)の結果を発表した。
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 それによると、今回は同省による教育関係の意見公募手続きとしては過去最多の1万1、210件の意見が寄せられ、国民の関心の高さを浮き彫りにした。

 
 既に報道等で明らかになっている、小・中学校の各教科において「聖徳太子」を「厩戸王(うまやどのおう)」に変更する案や、「鎖国」の表記をなくす方針を撤回したのも、寄せられた意見に反対の声が多かったからだが、「国語」関係については、「案」段階の内容から大きな変更が必要となるような意見は、出なかった模様。

 
 「国語」関係で、「案」段階からの目立った変更点としては、各学年で多用(小・中で計18か所)されていた「話すこと・聞くことの能力を育成するために」などの記述にある「の能力を育成するために」を、単に「に関する」と簡潔にしたことくらいで、他には言い回しや助詞の使い方を多少変更した所が数か所程度となっている。

 
 小・中学校用の新学習指導要領は今後、本年度を「周知徹底」期間に充て、2018年度から小・中とも一部の内容が移行措置による「先行実施期間」に入り、全面実施は小学校用が2020年度から、中学校用が2021年度からとなる。

 
 なお、同省は意見公募手続きの結果として、寄せられた意見を114の項目に整理、集約し、それらの意見に対する同省としての「回答」を合わせて公表しているので、紙面の許す範囲で、別項(本紙6面)にそのうち11項目の意見と、これらに対する同省側の「回答」(全文)を紹介した。「国語」関連の意見として公表されたのは、この4件のみである。



(書道美術新聞 第1096号1面 2017年4月1日付)



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