第32回蘭亭筆会・慶州展開く

掲載日: 16年12月01日 | カテゴリ: トップ記事

8ヵ国・地域から300余点
各国代表者会議で犢餞瓩琉靴な、議題に

 第32回国際蘭亭筆会書法展/韓国・慶州展が11月2日から6日まで、韓国・慶州市の慶州芸術の殿堂を会場に開催された。
 
 今回展も例年通り国際蘭亭筆会本部(萱原晋国際事務総長)と現地の韓国蘭亭筆会(朴正圭会長)との共催の形で開催されたもので、日本、韓国、台湾、中国・北京、中国・上海、中国・紹興、シンガポール、マレーシアの八カ国・地域の各蘭亭筆会組織から、合わせて311点の作品が出品された。
 
 内訳は日本68点、韓国112点、台湾72点、北京10点、上海34点、紹興10点、シンガポール4点、マレーシア1点だった。
 ◇ ◇ ◇

 11月5日の午後に現地の会場内で行われた記念行事では、各国・地域から参加した代表やメンバーらと、来賓の崔良植・慶州市長をはじめとする現地関係者らの同席の下、朴正圭・韓国会長の開幕宣言、崔市長、張炳煌・国際会長(台湾)、周志高・上海名誉院長、萱原晋・国際事務総長、張華慶・北京会長らの祝辞に続いて、崔市長、張国際会長、廉春玉・韓国名誉会長、朴会長、東南光・日本理事長、周名誉院長、張北京会長、厳建忠・台湾会長、萱原国際事務総長ほかの有力者ら16氏によるテープカットで、今回展の開幕を祝った。
 
 
 開幕行事後は、例年通り会場内に設けられた揮毫台で交流揮毫会が行われ、各国代表をはじめとする参加者らが腕を揮った。各揮毫作品は今年も、今回展の会場となった慶州芸術の殿堂に寄贈された。

 
 開幕行事当日の夕刻から市内のザ・Kホテルで催された交流懇親会では、日本をはじめとする各国・地域からの参加者や現地関係者ら約200名による和やかな宴となり、1年後の再会を約してお開きとなった。
 今回展では、初の中国・紹興市からの組織的な参加があり、中国の参加が従来の北京・上海の2都市と合わせて3地区となったことが、新しい動きとして注目された。
 
 また会場の日本出品作品の陳列コーナーでは、日本蘭亭筆会が書を愛する人びとの輪を積極的に書道界の外にまで広げようと4年前から試行し、一昨年の日本・奈良展から本格的に取り組んでいる日本の経済界や政界・学界等の有力者を対象とする「特別招待部門」の、昨年比5割増の22点の作品群が、大きな話題となった。

 なお、開幕行事に先立って同日午後に行われた恒例の各国代表者会議では、今年の各国・地域からの代表団の参加に一部、複雑化する国際関係が影を落とした経緯などが報告され、そうした問題も絡んで今後の交流における各国国旗の扱いなどについても突っ込んだ話し合いが行われた。

 
 会議では来年の開催地の最終決定が予定されていたが、開催候補地となっているマレーシア側の都合で、最終決定を今年年末まで延期することになり、万一来年マレーシアでの開催が不可能となった場合は、シンガポールを代替地とする方向で検討することが決まった。

   ◇

 国際蘭亭筆会に関する問い合わせ等は、筍娃魁升械苅僑押升毅横毅韻旅餾殍槁事務局へ。



(書道美術新聞 第1088号1面 2016年12月1日付)



kayahara.com : 萱原書房・美術新聞社のサイトにて更に多くのニュース記事をよむことができます
http://kayahara.com

このニュース記事が掲載されているURL:
http://kayahara.com/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=1437