第61回毎日書道展開く

掲載日: 09年07月15日 | カテゴリ: 書道美術新聞【1面】

表彰式風景
(7月12日/グランドプリンスH赤坂)
大臣賞に石飛博光氏
8月2日まで 併催の狹豕展瓩睿誕



 第61回毎日書道展〈東京展〉が7月8日、上野の東京都美術館と六本木の国立新美術館で開幕した(都美術館は17日まで/国立新美術館は8月2日まで)。
 
 今年は、役員作品は国立新美術館で、審査会員・会員・毎日賞などの各作品は都美術館で通期展示されているほか、全入選作品が両会場で順次展示されている。
 
 授賞面では、同展最高賞の文部科学大臣賞に漢字の石飛博光が決まったほか、各賞もそれぞれ別項の通り決まった。
 
 また今年は、特別展示として「篆刻家・松丸東魚の全貌−捜秦■漢(そうしんもかん)の生涯」が国立新美術館で併催され、大きな話題となっている。(本紙3〜6面に関連記事)


石飛氏 今年の同展の搬入点数(授賞数決定対象作品数)は3万2、006点で、過去最高となった前回の第60回記念展比では346点減に留まり、同展史上2番目に多い搬入点数となった。
 
 内訳をみると、一般公募の搬入数は2万4、164点(前年比336点減)で、これに会友の搬入数5、950点(同68点増)と23歳以下の出品奨励のために設けられているU23部門の1、892点(同78点減)を合わせた数字が3万2、006点で、いずれの部門もほぼ横ばいといえる状況となっている。
 
 
 一般公募の搬入状況を部門別にみると、漢字部砧爐4、681点、漢字部粁爐5、211点で、漢字部としては前年比29点増の9、892点。
 
 かな部は砧爐1、923点、粁爐2、520点で、前年比2点増の4、443点。
 
 また、近代詩文書部は同194点減の5、291点、大字書部は同8点増の1、978点、篆刻部は同12点減の490点、刻字部は同88点減の754点、前衛書部は同81点減の1、316点となっている。
 
 
 この搬入作品に対して、今年も猝ど汁(まくり)鑑別瓩実施され(篆刻、刻字の両部のみは表装済み作品で鑑別)、各部合わせて1万2、081点(入賞含む)が入選、この入選率は49・99%で、これに無鑑査の会友作品5、950点とU23の入選点数943点を加えた総合入選率は59・30%となっている。
 
 
 審査面では、会員対象の会員賞に26点(前年比7点減)、一般公募対象の(1)毎日賞に209点(同22名減)、(2)秀作賞に480点(同48点減)、(3)佳作賞に961点(同95点減)がそれぞれ決まり、授賞の規模は一昨年とほぼ同数となっている。
 
 
 会員賞受賞作の部門別の枠は昨年の記念展での増枠(各部1点)が全て撤廃された結果、漢字9点、かな5点、近代詩文5点、大字2点、篆刻1点、刻字1点、前衛2点と、各部とも一昨年の水準に戻されている。
 
 
 会員賞受賞者の所属別は、創玄7点、日書美、独立が各3点、奎星が2点、書神、滋賀書協、六友、暢心、清和、現代書道院、書燈、東京書道、扶桑印社、千歳、書芸院が各1点となっている。
 
 また、U23部門の毎日賞には13点(前年比1点減)、同新鋭賞には19点(同1点減)、奨励賞には76点(同3点減)の計108点が決まった。
 
 
 今年の同展は、全会期のうち都美術館の会期については7月8日から11日を前期、13日から17日を後期、また国立新美術館の会期については7月8日から13日を前期(機法■隠菊から20日を同(供法■横夏から27日を後期(機法■横稿から8月2日を同(供砲箸靴導櫃餌悗┐鮃圓ぁ⇔床饐譴之廝挟に分けて全国および海外の全入選作品を展示する。
 
 
 問い合わせ等は、TEL03−3212−2918の毎日書道会へ。



(書道美術新聞 第919号1面 2009年7月15日付)



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