第25回〈蘭亭筆会〉展

掲載日: 09年06月01日 | カテゴリ: 書道美術新聞【1面】

会場となる韓国・仁川総合文化芸術会館11月、韓国・仁川で開催
国際本部「永年功労者表彰」実施へ

 国際蘭亭筆会本部(萱原晋国際事務総長)が毎年、各国・地域の「蘭亭筆会」組織と連携、協力して開催している「国際蘭亭筆会書法展」が、今年は11月に韓国・仁川(インチョン)市で開催されることが本決まりとなった。

 今年の同展も、例年通り日本、韓国、台湾をはじめ、中国(大陸)、シンガポール、マレーシア、香港、アメリカなどが参加する見通しで、学術交流行事の併催も検討中。

 これを受けて日本蘭亭筆会(東南光理事長)では、日本側の参加準備を急ぎ、6月15日をめどに作品募集要項を発表する一方、旅行社に現地参加ツアー「百済・新羅の書蹟と歴史を訪ねる/’09蘭亭筆会の旅」(仮称)のプランづくりを急がせる方針。
 同展は従来、毎年遅くとも3月までには日程等が固まり各国・地域とも参加準備に入るのが普通だが、今年は韓国蘭亭筆会(鄭周相会長)の協力で韓国・仁川市で開催することまでは昨年の台北での開催に際して開いた会議で合意をみていたものの、長引く国際金融危機や、韓国内の経済情勢、その他の諸要因もあって現地での会場・会期の確定が遅れ、このほどようやく韓国側から正式文書が届いたもの。


 それによると、今年の「第25回国際蘭亭筆会書法展・韓国仁川展」は11月21日(土)から26日(木)までの6日間にわたり、仁川市の仁川総合文化芸術会館を会場に開催される。

 会期初日の21日は、午後2時から各国代表者会議、同3時から開幕式、同5時半から歓迎宴を予定。

 学術交流行事は、実現しても小規模なものにとどまる見通し。


 また国際本部としては、今年の「25回展」の節目に当たり何らかの記念行事の実現をめざしたい意向だが、開催準備が大幅に遅れていることや、長引く国際経済不況等の影響などを慎重に見極めることにしており、現時点では各国・地域からの出品者に対して、一案としては過去12年以上、10回以上の出品実績を持つなどのメンバーを対象にして「永年貢献功労者表彰」(仮称)を行いたい考えで、実施する場合には、これについては国際本部の専管とする方針だ。


 例年好評の、開幕式に合わせて現地入りする「蘭亭筆会の旅」は、今年は円高・ウォン安の好条件もあって参加者は増えると予想。

 11月21日から4泊5日程度の日程で韓国古代の百済・新羅の古都や遺跡等に書蹟や歴史遺産、文化遺産を訪ねる旅の企画をJTBに発注済みで、同プランも6月中旬には発表の予定となっている。


 「国際蘭亭筆会」についての問い合わせ等や、今回展の開催要項、出品票の請求は、〒150−0031東京都渋谷区桜丘町29−35 TEL03−3462−5251の美術新聞社内、日本蘭亭筆会事務局へ。



(書道美術新聞 第916号1面 2009年6月1日付)



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