(1)      (昭和51年6月7日第三種郵便物認可)美術新聞社報 平成29年(2017) 11月18日(土曜日)
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井茂圭洞・趙守鎬2人展
掲載日: 15年06月15日

趙氏井茂氏初の日韓芸術院会員交流展
27日開幕
大阪・韓国文化院会場に


 日本と韓国の代表書家による交流展「井茂圭洞・趙守鎬2人展」が6月27日、大阪市にある大阪韓国文化院・ミリネギャラリー(大阪・中崎2丁目、筍娃供檻僑横坑押檻牽沓僑亜砲燃幕する(7月18日まで)。
 
 日韓の書道人による交流展は過去にも様々な形で開かれているが、日本では3人、韓国では2人定員の芸術院会員による「2人展」は過去に例がなく、とりわけ近年の国際情勢の中で一層の緊密化が期待される日韓間の文化交流に記念碑的な意義を持つ企画として、大きな成果が期待される。

 ◇ ◇ ◇

 今回の交流展は、ちょうど50年前の昭和40年(1965)6月に「日韓基本条約」が締結され、両国間の戦後処理が終わり国交が正常化したことを記念して開かれるもので、韓国の駐大阪総領事館・大阪韓国文化院からの要請を受けて美術新聞社が企画し、準備を進めて来た。
 
 
 このため、展覧会のタイトルにもまず「国交正常化50周年記念」の文言が入り、韓国側の要望を受け入れて正式な展名の語順も「韓日代表書家交流展/趙守鎬・井茂圭洞2人展」とし、出品作品も両作家それぞれ25点の計50点、会期も6月スタートとするなど、随所に今回の特別な背景がちりばめられている。
 
 
 さらには、両作家がそれぞれの国内では最も知名度の高い作家で作風も広く知られているとはいえ、相手国においては必ずしもそうではない実情に照らし、美術新聞社が目下編集・制作中の図録も、両作家各50点の代表作を含む旧作による「自選誌上展」ページを設けるなど、展覧会図録としてはかつてない内容となっている。
 
 
井茂圭洞井茂圭洞趙守鎬趙守鎬 両作家のプロフィールを紹介すると、まず井茂氏は本名雅吉、1936年神戸生まれ、京都教育大学卒、深山龍洞に師事。 2001年日展内閣総理大臣賞、03年日本芸術院賞を受賞。 12年日本芸術院会員に就任。 01年以来現代書道20人展出品。 元京都教育大学教授。 現在、一東書道会会長。
 
 
 一方の趙守鎬(チョウ・スホ)氏は、号東江(トンガン)。 1924年慶北善山生まれ。 大邱師範学校卒。 ソウル教育大学教授を長く務め、1985年教育功労賞、90年国民勲章牡丹章、2000年韓国文化勲章受章。 03年に韓国芸術院会員に就任。 現在、韓国文人画元老総連合会総裁。
 
 
 なお、今回展のために編集中の『記念図録』は、A4判80頁、オールカラー、定価2、000円(〒300円)で発行するが、美術新聞社では主に通販で対応する準備を進めている。
 
 
7・2 記念講演会開催
 今回の「2人展」開催を記念して7月2日午後2時から、井茂圭洞、趙守鎬両氏と、萱原晋美術新聞社社長、田宮文平氏の本展実行委・正副委員長らが講師を務める講演会が、展覧会場と同じ大阪市中崎にある韓国人会館(同会館内にミリネギャラリーも所在)で開かれる。
 
 
 当日は午後2時から受け付け、講演会は2時半から5時で、聴講は無料。
 
 演題は、
▽ヽ原晋「日本と韓国‐両国の書道史から見えて来るもの」、田宮文平「現代書にみる日本と韓国」、B价漫唇飜亰銃供趙守鎬(司会=萱原、田宮)、ぜ禅娠答、などとなっている。


 また、講演会終了後の当日午後六時から八時まで、大阪・梅田のレストラン(予定)で両先生を囲む立食パーティーも予定。 会費は1万円で、記念図録1冊贈呈。 参加は、申し込み順に受け付け中。
 
 
 記念講演会・パーティーや『記念図録』に関する問い合わせ等は、〒150‐0031東京都渋谷区桜丘町29−35 美術新聞社内、筍娃魁檻械苅僑押檻毅横毅韻亮孫坩兒務局へ。



(書道美術新聞 第1055号1面 2015年6月15日付)


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