(1)      (昭和51年6月7日第三種郵便物認可)美術新聞社報 平成29年(2017) 11月22日(水曜日)
書道美術新聞【1面】
「大野修作漢詩塾」誕生
掲載日: 08年03月01日
書道美術新聞【1面】

「大野修作漢詩塾」誕生書統4月号

4月、『書統』にお目見え

添削・審査も実施
“段級・師範”認定も視野
オープンソース化、各紙に“採用”要請へ

 美術新聞社(萱原書房)はこのほど、この4月から当代有数の「漢学者」の一人で書道にも明るい書法漢学研究会理事長の大野修作氏を主任講師に、書道界・書道教育界を広く対象とする新構想の通信指導システム「大野修作漢詩塾」(仮称)を開設し“全国展開”する方針を固めた。本社はこの「塾」で当面、まず自社媒体の『書統』に大野氏執筆の「講座記事・課題解説」等の連載を開始、添削券制による作品指導・審査評価をスタートさせるとともに、全国の競書誌発行元に広く同記事の共同採用を要請、統一基準による「漢詩段級位・師範位」の認定までも視野に入れている点が“新構想”たるゆえんで、書道界の「漢詩力」向上に大きな役割を果たすものと期待される。


 ◇ ◇ ◇

 本紙に「書学を学ぶ人のために」と題する連載を毎号執筆して書道人に“カルチャーショック”を与え続けている大野修作氏はまた、現代の日本における漢詩・漢文力の衰退を嘆く“憂国の士”でもあることはよく知られている。この問題で同氏と共通認識をもつ美術新聞社が、いわば現代の日本で、漢詩文に最も近いポジションにあるといえる書道人を主対象にした「漢詩講座」を企画、氏と協議を開始したのはもう3年以上も以前のことになる。


 しかし、適当な誌面が確保できなかったり、企画が一長一短だったりでなかなか陽の目を見るに至らなかったものだが、ここへ来て本社の『書統』誌が編集・印刷体制を一新するのを機に増ページする計画が浮上、「漢詩講座」を新たな“コンテンツ”として加える方向となり、さらに講座の“オープンソース化”や「漢詩段級位・師範位」の各誌との“共同管理”などといった思い切ったアイデアも推進する方針が固まったことから、一気に実現の見通しとなった。


 構想では「大野修作漢詩塾」(仮称)は、ゞソ饂錣頬莵耋∈棆椎修福峭嶌袖事・課題解説等」(図版含む毎号二ページ程度のボリュームを予定)を大野氏が執筆、美術新聞社はこれを“オープンソース”(ここでは、著作者の権利の尊重を条件に記事等を無償提供する主旨)化し各競書誌に完全デジタルデータとして提供、採用各誌は、毎月傘下の会員から提出される“作品”について「統一添削券」(有償頒布)により大野氏に添削と審査評価を依頼、い気蕕忘陵儚道錣亘楾嶌造痢岷娠超┻腸顱廖焚松痢砲魴訐し、大野氏に協力して統一基準による「漢詩段級位・師範位」の認定管理を行う、といった形で運営されることになる見込み。


 「講座記事・課題解説」の連載開始は『書統』ではこの4月から、各誌では事情に合わせて随時可能とするとともに、経費面の処理については“受益者負担”の「統一添削券」システムに一元化することによって、各誌はページさえ確保すれば、この極めて魅力的な“コンテンツ”を多少の収益も確保できる形で採用が可能となる。


 一方、講師の大野氏の側も、講座の採用誌が増えて毎月提出される“作品”が予想以上に急増したとしても、“従量制”ともいえる「統一添削券」による形であればスタッフを確保して処理することができ、そうした面でも好企画といえそう。


 なお本社では、講座のレベルと内容を高校の「書道機彈業選択生徒や、同じく高校の部活、また各種の生涯学習サークル等での採用も念頭に置いた“初心者から上級者まで”のニーズに応えられる、平易でかつ中身の濃い内容とすることを大野氏に要望しており、そうした意味でも書道界・書道教育界を幅広く対象とした“グローバル講座”となる見通しだ。


 ◇ ◇ ◇

 「大野修作漢詩塾」(仮称)に関する問い合わせ等は、〒150−0031東京都渋谷区桜丘町29‐35 TEL03‐3462‐5251の美術新聞社「漢詩講座」編集担当へ。



(書道美術新聞 (第887号) 2008年3月1日版 1面)


印刷用ページ 

キーワード検索
書道段級取得−《書統》
書統'17 9月号
楽しく書道を学ぶ雑誌
21世紀の書道をリードする新構想の競書誌です。

[⇒詳しく見る]
全国有名筆墨業者一覧

◎埼玉

◎東京

◎滋賀

◎京都

◎大阪

◎奈良

◎広島

◎沖縄

▽関連するキーワードで検索する
[お問い合わせ] Tel 03-3462-5251(代表)
株式会社 萱原書房/美術新聞社  〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町29-35 ヴィラ桜ヶ丘ビル7F[アクセスを表示]
Copyright (c) 1999- KAYAHARA PUBLISHING INC.,JAPAN All right reserved.