(1)      (昭和51年6月7日第三種郵便物認可)美術新聞社報 平成29年(2017) 11月18日(土曜日)
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[書振連]“再建”懇談会
掲載日: 15年05月15日

書振連の前身の「書塾協」発会時に識者から寄せられたコメント「書塾」原点回帰めざす
5月31日第1回会合で論点整理へ


 書振連(全日本書文化振興連盟=桑原呂翁会長)はこのほど、拡大常任理事会兼臨時総会を開き、任期満了に伴う役員改選を行って桑原会長、萱原晋理事長体制の続投を決めた。臨時総会ではさらに、連盟創立30周年の大きな節目を前にした本年度を連盟の「再建元年」と位置づけ、全国規模の唯一の書塾関係者の当事者組織として、会勢の立て直しと活動の強化充実を目指すことで一致し、「総会権限」を持たせた「拡大常任理事会懇談会」を設置することを決めた。

 その「懇談会」は、この5月31日(日)午後、東京で「論点整理」のための第1回会合を開く予定で、未入会者を含む幅広い書塾関係者に参加を求めていくこととし、広報活動を本格化させている。

 ◇ ◇ ◇

 書振連が、当時の有光次郎・日本芸術院院長を会長に迎えて「全国書道教室協議会」(略称・書塾協)として創立総会を開き、スタートしたのは、昭和61年5月のことであった。
 
 そもそもの発端は、その3年前の昭和58年頃から全国的に顕著になり始めた書塾の狎古霧詐畄晃の実態の報道に本紙が力を入れ始めたこと。記事は大きな波紋と反響を呼び、全国からのさらなる実情報告は大きな危機感につながり、書塾関係者の間に、「同業者の情報交換の場が欲しい」という声が高まるのにさして時間を要しなかった。

 これを受けて美術新聞社は、全国各地で折に触れて積極的に書塾関係者らとの接触を深め、小規模な狆霾鷂魎慌餃甅猜拔会瓩鮴僂濬鼎佑新覯漫⇔悗呂匹鵑匹鷙がって遂には東京での数次にわたる相当規模の「連絡協議会」の開催となり、そしてこの動きへの同調者らの間には一定の全国組織結成へ向けた機運が急速に醸成されていった。
 この時、この美術新聞社の動きにもろ手を挙げて賛意を表し、惜しみない助言を与えてもらったのが、竹田悦堂氏であった。氏は、「連絡協議会」でも当初から座長に推されて参加者間の意見集約に終始汗をかき、従って「書塾協」は、まさに竹田氏の申し子として生まれた組織といっても過言ではない。
 そして氏はさらに、「書塾協」発足2年後から足掛け8年にわたって理事長として舵取り役を務め、この間、「シルバー書道展」の創設、「保険」システムの構築、書塾の税務申告の適正化問題、等々に積極的に取り組み、その結果会員数もピーク時には1、300名を超える規模となって、「書道」の社会教育を担う指導者らの当事者組織として、大きな社会的使命を果たす存在となったのだった。

 しかし、それから既に20年以上が経った今日、書道人口の激減など書塾の置かれた環境は大きく変わり、これを受けて「書塾協」も「書振連」と名前を変え活動内容も徐々に変容させつつ所期の使命達成へ向け取り組みを強化してきたが、そうした中で近年は「書道」を取り巻く社会環境にも多少明るい変化の兆しも見え始めていると言われる。

 こうしたことなどから、役員陣の間から創立30年の節目を前に「狃饅粒ν0譴料換駭⇒軈反キ瓩箸靴堂めて創立の原点に立ち返り組織の再建急ぐべき」との声が高まり、本年度を犧瞳元年瓩箸靴徳換颪僚饅了愼骸圈関係者に改めて参加・協力を呼び掛け、組織の再生に向けた取り組みを急ぐことにしたもの。

 「書振連」への問い合わせ等は、〒150‐0031東京都渋谷区桜丘町29−35 美術新聞社内 筍娃魁檻械苅僑押檻毅横毅院■藤腺悖娃魁檻械苅僑粥檻牽毅横韻瞭瓜務局へ。



(書道美術新聞 第1053号1面 2015年5月15日付)


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