(1)      (昭和51年6月7日第三種郵便物認可)美術新聞社報 平成29年(2017) 11月22日(水曜日)
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第26回<シル・わか展>開く
掲載日: 13年02月15日

「書道まつり」も盛会
書振連主催
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 全日本書文化振興連盟(書振連=桑原呂翁会長)と美術新聞社が主催する今年の「第26回<シル・わか>展」(全国シルバー・わかば書道展)東京展が2月10日から13日まで、東京・池袋の東京芸術劇場展示ギャラリーで開催された。
 
 今年の同展は、昨秋リニューアルオープンした同会場に新設された第2ギャラリーも使用し展示スペースが増えたことから、第4回美術新聞社《書統》学生部全国展・優秀作品展も併催し、総展示点数は504点と、同展としては過去最大規模での開催となった。
 
 例年、授賞式を兼ねて会期中に催す「美術新聞社<シル・わか>書道まつり」も2月11日、同劇場内のシンフォニースペース(大会議室)で催された。

 ◇ ◇ ◇

 「シル・わか展」は、書振連が書道界における生涯学習振興の一助として企画、スタートさせ、平成19年までに第20回展まで開催した「全国シルバー書道展」を、翌年の第21回展から抜本改革して再スタートさせたもの。
 
 
 「書文化の世代間交流」を旗印に、特にシルバー世代とその孫世代(中学生以下)に書道の共通体験、共同作業の場を提供し、祖父母が孫に、あるいは孫世代が祖父母に書道参加のキッカケを作る、動機づけをすることで書塾界や競書誌界の活性化にもつなげることをめざしており、今年で6年目となる。
 
 
 今回展も例年通り、出品者は北海道から沖縄県までの全国にわたる広がりを見せたが、今回展では特に初の試みとして、「誌上展部門」を併設したことが大きな反響を呼んだ。
 
 この新部門は、「シル・わか展」が今のところ同会場での「東京展」のみの開催となっているため、出品しながら会場には足を運べない遠隔地からの出品者が毎回相当数いることを考慮し、「会場壁面が不足する場合には展示を省略(作品集には掲載)する」ことの了承を条件に、同部門は参加費を引き下げた。
 
 その結果、今回の出品者のうち2割強が同部門を選択し、この新システムによる新規出品者の開拓効果も見られたことから、これにより同展は運営上、大きな弾力性を持てたといっていい。
 
 
 もっとも今回展では、会場スペースが広がったこともあって結果的には全作品の展示が可能となり「展示省略」をしたケースはなかったが、「シル・わか展」では会期中に授賞式や関連イベントを同時開催する場合が多いことから、出品者や関係者が会場に足を運ぶ日がイベント開催日に集中するため「会期中掛け替え」方式の採用が難しいという事情も一方にはある。
 
 
 なお同展では、会場負荷の軽減とわかば世代の出品層の「思い出づくり」にも資する狙いで、「シルバー作品」と「わかば作品」を一本の軸に合装する爛撻表装瓩鮨箴しており、「ペア表装」作品は「シル・わか展」の目玉ともなりつつある感だ。
 
 
 「シル・わか展」はまた、授賞にもユニークな方針をとっている。
 
 作品の優劣は一切問わず、「書文化の世代間交流」という本展のコンセプトに如何に合致しているかを基準として、「牾崟だぢ絖瓩暴馥擦瞭の橋を」という主旨で「シルバー」と「わかば」が組んだ出品者を対象に授与する「レインボー賞」をメーン賞としている。
 
 それもシルバー側が80歳以上のペアには「レインボー大賞」、70歳以上のケースに「同準大賞」などという徹底ぶりで、今回展でも何組もの「大賞」受賞の爛撻↓瓩授賞式を彩った。
 
 
 また、例年通り会期中の11日に同会場で授賞式を兼ねて催された「美術新聞社<シル・わか>書道まつり」では、一昨年も好評を博した「色紙揮毫体験」イベントを「夢を、好きな言葉を色紙に書こう会」と銘打って催し、「筆を持った経験がない」付き添いの父母らにまで筆を持ってもらったことから、今年も大きな盛り上がりをみせた。
 
 
 なお、この「書道まつり」の開催に際し美術新聞社は今年も、一休園、開明、鵞毛堂、玉川堂、久保田号、呉竹、ゴールデン文具、古梅園、ならや本舗、日成堂、宝研堂、■(ニンベンに方角の方)古堂、墨運堂の各社から協力、協賛を受けた。
 
 
 「シル・わか展」に関する問い合わせ等は、TEL03−3462−5251 FAX03−3464−8521の美術新聞社へ。



(書道美術新聞 第1001号1面 2013年2月15日付)


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