(1)      (昭和51年6月7日第三種郵便物認可)美術新聞社報 平成29年(2017) 11月19日(日曜日)
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《千書万香》3月から犒邊甓
掲載日: 13年01月15日

本紙独立
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ブログペーパー機能、維持


 美術新聞社/萱原書房はこのほど、過去2年間、不定期刊行を続けながら本紙を新時代へ向けて補完する新構想媒体としての可能性を追求してきた《千書万香》について、いよいよ今春から内容の強化を図って通年発行(1、8月を除く毎月刊)に踏み切る方針を固めた。
 
 具体的には、本紙の「独立別冊付録」としての位置づけや、根強い支持を受けている「ブログペーパー」機能などはそのまま維持しつつ、新たに魅力的な「プラスα」企画を盛り込んで本格刊行に取り組むことにしたもので、この「プラスα」企画について本社では「書論キャッシュ」の仮称を与え、これからの時代の書文化・書芸術の一層の振興発展に寄与出来るメディアをめざして準備を進めている。 

 ◇ ◇ ◇

 今回の《千書万香》の新たなスタートを本社では、本紙が今春創刊1、〇〇〇号の節目を迎えるに当たっての記念事業の一環としており、新生《千書万香》は3月以降、毎月下旬に発行し、本紙の毎1日付の号と合わせて発送する計画にしている。
 
 
 新企画は、ボリューム的には誌面の半ばを占めるものとなる見通しで、「書論キャッシュ」(仮称)とは、簡潔で響きがよく、しかもインパクトのある語ということを意図して名づけたものだが、命名の経緯は次のようになる。
 
 
 1、今日、書道界には作家、社会教育者、学校教育者、学者・研究者・院生学生、関連業界の専門技術者や関連業者等の方々が日々活動し、実におびただしい量の情報が活字やデータ、ブログ等の形で発信されており、その燹崕顱廚亡慙△垢襦嶇盛諭κ鷙陝Φ録・意見等」のすべて瓩魍腓辰堂召法崕駭澄廚噺討屬海箸砲靴拭
 
 従って、本来的な意味での「書論」とは異なるが、当然それも含む概念となる。
 
 
 2、そうした発信情報のうちでは、やはり活字化されたものが一般的には質も高いといえそうだが、一方で活字化されたものは商業出版物に載る場合以外はなかなか不特定多数の目には触れにくく、貴重な「知的資源」が宝の持ち腐れになりがちと思われる。
 
 
 3、そこで、そうした「書論」に対して常時アンテナを張って目配りし、その重要部分だけでも再発信するメディアが存在すれば、書文化の発展に資するところは小さくないのではあるまいか。
 
 
 4、例えばそれは、かつて戦後の一時期、世界の最新情報や新知識から過疎の状態におかれた日本人の前に現れた彼の「リーダイ」(『リーダーズ・ダイジェスト』誌)が大きなインパクトをもったことを思い出し、《千書万香》がそのヒソミに倣う形で「書論のリーダイ」といった役割を担えないだろうか。
 
 
 5、しかし「リーダイ」では如何にも古臭いから、このIT時代からすれば、ちょっと意味は違うにしても「キャッシュメモリ」(略称「キャッシュ」)、つまりわれわれがインターネットで何かを調べようとキーワードを検索エンジンに入力すると、たちどころに接続先が表示されるが、その際に各ページの保存データから該当の、あるいは関係する部分を短く表示してくれる機能、あれをもじってはどうか。
 
 もちろん、貴重な「書論」を数行で紹介しようとするわけではないにしても、用語としては実に今風でいい。
 
 
 このような考え方でたどりついたのが、「書論キャッシュ」の仮称であり、従って《千書万香》は今後、書道界や関係各界で日々多彩に発行されている活字刊行物、それはたとえば学会や大学、研究所等から出される学会誌・紀要や会報の類、書道界に何百種類も存在する競書誌の類、各書道団体等の定期刊行物や記念誌類、あるいは私家版・自費出版物の類…。
 
 そればかりでなく、海外の漢字文化圏各国での定期刊行物等にまでアンテナを張り巡らし、また当事者・関係者から提供を受け、これはというものを著者の許可を得、あるいは著者自身に「ダイジェスト化」「キャッシュ化」してもらって継続的に紹介していくことができれば、さらに深く知りたい人々と著者等とをつなぐことも出来、書文化・書芸術の明日にいささかなりとも貢献できるのではないかとの判断に立った企画である。
 
 
 こうした主旨であるため、市販の刊行物は少部数のものでも原則的に対象外とする考えだが、一方で影響範囲が限定されていると考えられるものは何万部の発行部数をもつものであっても、対象に加えていきたいと考えている。
 
 
 以上の主旨にご賛同頂ける各関係方面や著者、関係者の方々は、ぜひ新生《千書万香》の編集にご協力、ご支援頂きたく、刊行物等の提供をお願い申し上げたい。
 
 なお、小社でも書庫のスペースには限りがあり、最近では収集した資料・データは概ね電子化・画像化・PDF化して保存しているため、お返しが必要な資料等は必ずご提供時にご指示頂きたいと思う。
 
 
 問い合わせ・資料の送付等は、〒150‐0031東京都渋谷区桜丘町29−35 美術新聞社《千書万香》デスク(筍娃魁治械苅僑押檻毅横毅院■藤腺悖娃魁檻械苅僑粥檻牽毅横院砲悄



(書道美術新聞 第999号1面 2013年1月15日付)


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