(1)      (昭和51年6月7日第三種郵便物認可)美術新聞社報 平成29年(2017) 11月18日(土曜日)
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「臨書」問う2大新企画、今週スタート
掲載日: 12年06月15日


本紙に"新臨書講座"誕生

月例競書も実施へ
25年ぶり「現代臨書範」後継企画


 情報産業が急速に電子化、IT化していく流れの中で、これからの時代における書道専門紙の在り方を検討してきた美術新聞社はこのほど、日本の書文化・書芸術のさらなる振興に向けた新たな提案型紙面企画として、新臨書講座「今日の書学」(仮称)を今秋9月からスタートさせる方針を固めた。
 
 これはかつて本紙で連載し好評を博した「現代臨書範」の後継企画といえるものだが、今回は単に講座の掲載だけでなく、臨書専門の「月例競書」も実施する点が大きな特色で、これにより広く書道界に対し、書技の錬成、修練の原点としての「臨書」を通した切磋琢磨の場を、提供していく狙いだ。

 ◇ ◇ ◇

本紙に“新臨書講座”誕生

 
 本紙がかつて連載した「現代臨書範」は、金子鴎亭、手島右卿、宇野雪村といった当代の書壇を代表する巨匠・大家らによる、「九成宮醴泉銘」「孔子廟堂碑」「雁塔聖教序」などをはじめとする各種の代表的古典の「模範臨書」の書き下ろしを毎号連載するとともに、各大家らの臨書に対する考え方や方法論などを随時掲載したものであった。
 
 昭和59年秋から、62年夏まで続いた。
 
 
 しかし、同企画が単に「範書」の犧椶擦辰僂覆鍬瓩暴わったことは、早い段階から大きな反省点として浮上し、新聞として折角の機会を現代の書文化・書芸術のさらなる振興・発展に生かし切れないことが大きな問題点となり、読者からも読者参加型の企画に修正を求める要望、提案なども寄せられていた。
 
 だが、新聞の紙面企画としては、スタートした後の軌道の大幅変更は難しく、企画はそのまま継続して、3年足らずで終了したのだった。
 
 
 こうしたことから今回の新企画は、当初から読者参加型とする方針で計画を進めているもので、この企画の場合には当然、作品の審査等の重要なプロセスも伴って来るため、本社では企画の立案から指導・システム運営の全般にわたっての権威ある監修者、協力者を外部から迎える方針。
 
 
 また、読者参加型と言っても紙面を通した課題提示と、寄せられた作品の水準や達成度・完成度の評価・発表のみでは単なる通信教育と変わらないことから、年に数回程度の定期的な講習会等も実施し、特に団体や社中などに属していない個人の書学者を主対象に、当代の有力指導者から直接実技の指導が受けられる機会も準備、提供していく方策を、検討していくことにしている。
 
 
 今後のスケジュールとしては、7月末までには最終的な講座の実施要項の発表に漕ぎつけ、9月15日付の紙面から毎月1回課題を掲載。
 
 「月例競書」への作品の応募には通常の競書誌の倍の2か月程度の研究や、錬成の期間を設けて締め切り日を設定するなどの案を軸に、検討を進めている。
 
 これによって本社はこの秋から、書道界にかつてない臨書専門の猩成道場瓩鬚目見えさせたい考えだ。
 
 
 本紙の新臨書講座に関する問い合わせ、ご提案等は、〒150−0031東京都渋谷区桜丘町29−35、TE03−3462−5251 FAX03−3464−8521の美術新聞社・新臨書講座係へ。



(書道美術新聞 第986号1面 2012年6月15日付)


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