(1)      (昭和51年6月7日第三種郵便物認可)美術新聞社報 平成29年(2017) 11月19日(日曜日)
書道美術新聞【1面】
[回顧] 書道界2007
掲載日: 07年12月15日
書道美術新聞【1面】

回顧 書道界2007

書道界できごと'07


【1月】
★国立新美術館が東京・六本木にオープン。同館はコレクションを持たない展示主体の美術館で、国立の館としては初めてのタイプ。
★「悠久の美‐中国国家博物館名品展」が東京国立博物館で開幕。同展は日中国交正常化35周年、日中文化交流協会創立50周年を記念して中国国家博物館の全面協力によって実現した。
★「第51回現代書道20人展」が例年通り東京・上野松坂屋を会場に開幕。今年は物故した村上三島に代わり漢字の鈴木春朝がメンバー入り。
★東京謙慎会主催の「有山社展」が東京銀座画廊・美術館で開幕。「中国書画名品展‐帖学派の系譜」を併催。
★毎日書道会が「第59回毎日書道展」の当番審査員などを決定。同展実行委員長には岸本太郎、総務部長には中原茅秋、審査部長には貞政少登の各氏。
★毎日書道会の「07現代の書・新春展‐今いきづく墨の華」が銀座・和光ホール(最高幹部クラスによる「31人展」)と、東京セントラル美術館(60歳以下の審査会員による「100人展」)の2会場で開幕。
★合同企画展「抵抗と恭順‐明末清初の書人たち」展が上野の東京国立博物館と台東区の書道博物館で開幕。
★「書の名筆掘晶颪離妊競ぅ鵝彭犬東京の出光美術館で開幕。
★「竹田悦堂遺作展」が山梨・身延町のなかとみ現代工芸美術館で開幕。

【2月】
★長野・梓川高放送部生徒制作のビデオ『漢字テストのふしぎ』が東京ビデオフェスティバル(TVF・日本ビクター主催)の「大賞」3点のうちの1点に選ばれた。
★東京都美術館が新年度借館団体、255団体を公表。書道関係は84団体で全ジャンルの約3分の1を占め、新規借館51団体のうち書道関係は13団体。
★「尺牘の美‐手紙の魅力とその書風」展が三重の澄懐堂美術館で開幕。
★「中国印人遊印展」が古河市の篆刻美術館で開催。
★読売書法会が「第24回読売書法展」の当番審査員などを決定。同展総務部長には栗原蘆水、審査部長には新井光風の各氏。
★「現代の書を築いた人たち」展がふくやま書道美術館で開幕。
★「中林梧竹展‐鳴鶴、一六とともに」が徳島県立文学書道館で開催。
★「毎日女流100人展」が東京・渋谷の東急本店で開催。
★「第4回《書統》選抜展」が銀座の松坂屋別館カトレヤサロンで開催。

【3月】
★日本芸術院賞・恩賜賞に池田桂鳳氏が決定。書道界としては48人目。
★平成18年度(第57回)芸術選奨新人賞に土橋靖子氏が決定。書道界での受賞は29年ぶり3人目。
★サントリー美術館が六本木の東京ミッドタウン内にリニューアルオープンし、開館記念展機崙本を祝う」展が開幕。
★オランダ・ライデン大学で小川東洲氏の「書」講座がスタート(3カ月間)。同講座は美術文化振興協会が実施する講師派遣事業「ジャパニーズ・アート・ワークショップ・プログラム」の一環。
★「春の優品展‐水墨画・古筆と陶芸」展が五島美術館で開幕。
★「白隠和尚‐禅僧の書画」展が文京区目白の永青文庫で開幕。
★「名家による尺牘と臨書作品」展が書道博物館で開幕。
★「彦根城築城400年祭」の一環として鳴鶴作品コレクションが公開。
★「かなの美‐時代別・書の名品選」展が北九州の出光美術館で開幕。
★社団法人日本書芸院が常務理事会・理事会をひらき19年度事業計画などを決定。
★「高芙蓉・河井セン廬両先生ならびに墓碑由来記の除幕式」が両者の墓碑のある東京・港区虎ノ門の天徳寺で挙行(謙慎書道会主催)。由来記は小林斗アン氏の撰文。
★「春遊」展が正木美術館で開幕。

【4月】
★杉岡華邨氏が長年研究・執筆を続けてきた論考『源氏物語と書生活』を上梓。
★東京国立博物館、三井記念美術館、台東区書道博物館で3館合同企画展「拓本の世界‐3館所蔵善本碑帖展」が開幕。
★「吉田苞竹展‐唐詩を書く機廚吉田苞竹記念会館で開幕。
★「藤原道長‐極めた栄華・願った浄土」展が京都国立博物館で開催。
★「成田山の書‐江戸時代から現代まで」展が成田山書道美術館で開催。
★「琳派‐四季の爐ょうえん瓠彭犬畠山記念館で開幕。
★「近代書壇を飾った書家展」が京都市のみやこめっせで開幕。
★読売書法会の最高顧問に昨秋日本芸術院会員に就任した古谷蒼韻氏、顧問に同じく昨秋文化功労者顕彰を受けた高木聖鶴氏らが就任。
★「硯堂・無量寿庵」の落慶法要が千葉・いすみ市の天台宗硯山長福寺で営まれた。
★「孤高の書家‐田中松亭」展が徳島県立文学書道館で開幕。
★「魅惑‐江戸の書画」展が東京・足立区立郷土美術博物館で開催。
★「慈覚大師円仁とその名宝」展が栃木県立博物館で開催。
★「第23回読売女流書法展」が福岡県立美術館で開催。
★「扇面の世界」展が東近江市の観峰館で開幕。
★「第14回九州・山口女流代表書作家展」が九州国立博物館で開幕。
★「石井梅僊展‐清雅なかな書」が岡山のやかげ郷土美術館で開催。

【5月】
★「日本書芸院展」(役員展)が大阪国際会議場で開幕。陽明文庫所蔵のコレクションによる特別展「名家の手紙」展を併催。
★文科省が平成20年度から使用される「書道供廚龍飢塀颪慮…蠏覯未鮓表。光村図書、大阪書籍、教育出版、東京書籍、教育図書の5社の各1種がすべて合格。
★日展事務局が第39回日展の当番審査員、委嘱出品者などの人事を発表。
★「墨の彩り‐水墨画と書蹟の名品」展が大和文華館で開幕。
★「蒼海‐副島種臣」展が五島美術館で開催。
★「書のリズム」展が愛知の春日井市道風記念館で開催。
★「中島邑水生誕100年記念展」が成田山書道美術館で開幕。
★「文京ゆかりの文人・尾上柴舟」展が東京・文京区の文教シビックセンターで開幕。
★「鉄斎‐書に託した精神」展が、兵庫・宝塚市の鉄斎美術館で開幕。
★朝日新聞社主催の「第4回九州・沖縄代表書作家展」が福岡市美術館で開催。
★「文人画の世界‐明清を中心として」展がふくやま書道美術館で開催。
★書展会場として長年親しまれてきた銀座書廊が閉廊。

【6月】
★第20回毎日書道顕彰芸術部門の受彰者として小川秀石、慶徳紀子氏の両氏が決定。
★書振連の本年度全国理事会・総会が東京・神田の日本教育会館で開催。
★「第23回書のアート展」が東京都美術館で開幕。
★「天皇の書‐宸翰からみる書風の変遷」展が東京国立博物館で開幕。
★「中国現代20人書法展」が東京都美術館で開幕。
★「相田みつを‐書のひみつ」展が相田みつを美術館で開催。
★「中林梧竹の書‐百代の新風」展が五島美術館で開幕。
★野口白汀氏(東京書道会理事長)死去。76歳。
★谷口東峰氏(興朋会理事)死去。75歳。

【7月】
★「第59回毎日書道展」が国立新美術館と東京都美術館で開幕。搬入点数は3万1,345点(前年比157点増)。U23部門は1,926点(前年比44点減)。文部科学大臣賞は刻字部の安藤豊邨氏。国立新美術館会場では特別展「いまに生きる‐金子鴎亭の書」展併催。
★「日展100年‐一目でわかる!日本の美術この100年」展が国立新美術館で開幕。5科では赤羽雲庭、鈴木翠軒らの13点展示。
★「第31回全国高等学校総合文化祭」が島根県民会館などで開催。
★朝日新聞社が「第52回現代書道20人展」の出品者を発表。長年出品の故成瀬映山、梅原清山氏に代わり杭迫柏樹、高木聖雨氏が新出品者。
★書法漢学研究会(大野修作理事長)が『書法漢学研究』をアートライフ社から創刊。年2回刊行予定。
★「明治ニッポンの書‐不折作品を中心として」展が書道博物館で開幕。
★足利義満600年御忌記念「京都5山‐禅の文化」展が東京国立博物館で開幕。
★「心奥に響く言葉」展が道風記念館で開催。
★成瀬映山氏(謙慎書道会最高顧問)死去。87歳。

【8月】
★「第24回読売書法展」が国立新美術館とサンシャインシティ文化会館で開幕。搬入点数は2万3,295点(前年比483点減)。読売大賞は調和体部門の陣軍陽氏。
★日本書芸院など主催の「第12回全日本高校生・大学生書道展」が大阪市立美術館で開催。搬入点数は9,653点(昨年比2,574点減)。
★「後宇多法皇入山700年記念・大覚寺の名宝展」が京都国立博物館で開幕。
★鈴木桐華氏(東京書道会会長)死去。83歳。
★小林斗アン氏(謙慎書道会最高顧問)死去。91歳。
★花田峰堂氏(日本書芸院顧問)死去。89歳。

【9月】
★美術新聞社が毎年『レジャー白書』のデータから推計している今年の書道人口を、約838万人(前年比62万人減)、参加人口を320万人(同90万人減)と発表。
★「第24回産経国際書展」が東京都美術館で開幕。搬入点数は4,575点(198点減)。高円宮賞は本多道子氏、内閣総理大臣賞は村越龍川氏。
★「仙ガイ・センガイ・SENGAI‐禅画に遊ぶ」展が出光美術館で開幕。
★「近衛家伝来の宸翰展」が春日井市道風記念館で開幕。
★「絵画・墨跡と李朝の陶芸」展が五島美術館で開催。
★「乾隆時代の書画」展が澄懐堂美術館で開催。
★台湾故宮や鴻禧美術館などの蔵品と国内の蔵品による「上海‐近代の美術」展が大阪市立美術館で開幕。
★東洋書人連合が「第26回日本現代書ドイツ・ヴァンゲン展」をヴァンゲン市のフラウエン・トアで開催。
★「二松学舎と近代書道」展が東京の二松学舎大学・展示資料室で開催。
★3回忌記念「村上三島展」が大阪・難波の高島屋で開幕。
★広島・熊野町の「第73回筆まつり」が同町で開催。
★「第3回書学書道史学会研究発表会」が東京の大東文化大学板橋校舎で開催。
★「風流3昧」展が正木美術館で開催。
★「所蔵品名品選‐中国の書・日本の書」展がふくやま書道美術館で開催。
★「近代文学の至宝・永遠〈とわ〉のいのちを刻む」展が成田山書道美術館で開催。
★「金子鴎亭用印」展が篆刻美術館で開催。
★「呉譲之の交流展」が観峯館別館で開催。
★大平山涛氏(創玄書道会名誉会長)死去。91歳。

【10月】
★美術新聞社/萱原書房が書学書道史学会編『日本・中国・朝鮮/書道史〈年表〉事典』改訂版を発売。
★美術新聞社/萱原書房が新設子会社「蝪繊Mリサーチ」の「キックオフパーティー」を開催。
★「大学書道三学会」による「秋田大会」が秋田大学などで開催。
★「2007・世界書芸全北ビエンナーレ」が韓国・全羅北道全州市の各会場で開催。最高賞の参加作家グランプリは師村妙石氏。
★「細川護立の閃き‐世界が注目した中国美術」展が永青文庫で開幕。
★「第10回記念公募インテリアの書」展が東京芸術劇場で開催。
★日本書芸院が書道振興イベント「第3回手書き文字ばんざい!」を開催。
★「現代書の展開‐SHO/21世紀のかたち」展が北海道立函館美術館で開幕。
★「書に見る歴史の主人公」展が筆の里工房で開催。
★「茶の湯の美‐利休から宗旦へ」展が畠山記念館で開催。
★「広州芸術博物院秘蔵の書‐明・清から近現代」展が徳島県立文学書道館で開幕。
★「京の名筆‐受け継がれる王朝の書」展が泉屋博古館で開幕。
★「第2回日中女流書道家代表作家展」が北京市の中国美術館で開催。
★「肉筆の美‐隋・唐時代の書を中心に」展が台東区書道博物館で開幕。
★「鉄斎‐雅友に贈る名筆」展が鉄斎美術館で開催。
★「王朝美の精華・石山切‐かなと料紙の競演」展が徳川美術館で開幕。
★「墨跡‐流れ圜悟を中心に」展が東京国立博物館で開催。
「人生の羅針盤展」が春日井市道風記念館で開幕。
★「茶の芸術‐大和文華館のコレクションより」展が岡崎市美術館で開催。
★「日本の南画−文人の世界を探る」展が吉田苞竹記念会館で開幕。

【11月】
★文科省の中央教育審議会(中教審)が「教育課程部会におけるこれまでの審議のまとめ」公表。小・中学校用新学習指導要領の年度内告示が固まる。
★全日本書写書道教育研究会(全書研)の「第48回〈香川大会〉」が高松市立1宮小などを会場に開催。「夢・人・心をつなぐ書写書道教育」がメーンテーマ。
★「第39回日展」が国立新美術館を会場に開幕。5科の搬入点数は1万648点(前年比1,055点増)。入選数は952点(同189点増)。5科の内閣総理大臣賞吉川蕉仙氏、同会員賞星弘道氏。
★書学書道史学会の「第18回大会」が筑波大学などを会場に開催。「書学書道史の教育の現状と将来」をテーマにシンポを開催。
★全日本高等学校書道教育研究会(全高書研)の「第48回〈千葉大会〉」がホテルポートちばなどを会場に開催。「指導要領改訂より5年、今千葉では」がメーンテーマ。大会を記念、千葉県立美術館で「房総の書」開催。
★「信州名碑拓本展」が長野市生涯学習センターで開催。同県書道展60回記念展併催企画。
★「第29回東京書作展」がサンシャインシティ文化会館で開幕。搬入点数は3,016点(前年比73点減)。内閣総理大臣賞・東京書作展大賞は太田菁蛉氏、文部科学大臣奨励賞・東京書作展準大賞は緑川礼駿の各氏。
★「日比野光鳳書作展」が京都高島屋で開幕。

【12月】
★「第23回国際蘭亭筆会書法展・台湾展」が台北市の国立民主紀念館で開催。「生活と美術」テーマに国際学術研討会併催。
★「第35回公募全日展」が東京都美術館で開幕。搬入点数は2,063点(前年比81点減)。


(書道美術新聞 (第882号) 2007年12月15日版 4面)


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