(1)      (昭和51年6月7日第三種郵便物認可)美術新聞社報 平成29年(2017) 11月20日(月曜日)
書道美術新聞【1面】
「石博士盃コンクール」授賞式開く
掲載日: 11年03月01日
書道美術新聞【1面】

入賞は2部門に83点
応募8、000点
河合、川村、小山氏が入選


 香港の有力出版社、漢栄書局の創業者で古文献の収集や書誌学においても顕著な業績を残し、また一族としては中国全土の各図書館等に対する長年の図書寄贈事業でも知られる故石景宜博士を記念する国際公募展「第1回石景宜盃・華夏書画創作コンクール」(同実行委員会主催)の受賞者が決まり、2月24日、上位入賞者を招待して北京の全国政協(中国人民政治協商会議=日本の参議院に当たる)本会議場を会場に授賞式が行われた。
 
 残念ながら、入賞の83点中には日本作品は含まれなかった。

 ◇ ◇ ◇

 主催者側の発表によると、今回展は昨春の実行委員会による作品募集要項の発表を受けて、昨秋九月三十日の締め切り日までに世界各国から寄せられた作品は8,174点(内訳は書法5,438点、水墨2,736点)にのぼった。
 
 国別の内訳は、中国(大陸)が6、050点(同4、047点、2,003点)、香港・マカオ764点(同441点、323点)、台湾1,045点(同842点、203点)、日本・韓国・その他315点(108点、207点)で、その他各国はベルギー、カナダ、インドネシア、アメリカ、イギリス、ニュージーランド、シンガポール、オーストラリアだった。
 
 このうち、日本からの出品作品は21点だった。
 
 
 これらの作品に対して、地区審査と本審査(決選)の2段階で審査が行われ、地区審査は大陸、台湾、香港・マカオの3地区でそれぞれ行われた(日本、韓国は台湾地区の管轄、その他各国は香港・マカオ地区の管轄)。
 
 地区審査では、書法、水墨の両部門からそれぞれ190点、合わせて380点が賞候補作品(入選)として選ばれ、本審査(決選)に進んだ。
 
 
 中国(大陸)、台湾、香港・マカオの著名書画家からなる独立審査委員会による本審査の結果、書法部門では金賞4点、銀賞3点、銅賞4点、優秀賞29点が、水墨部門ではダイヤモンド賞1点、金賞2点、銀賞4点、銅賞5点、優秀賞30点がそれぞれ決まった。
 
 これらの入賞作品83点中には日本からの作品は含まれなかったが、8,000点を超える応募作品から選ばれた賞候補作品(入選)380点中には、河合耕田、川村朴石、小山瑞恵の3名によるいずれも書法部門の作品3点が含まれており、この入選率は平均の3倍となっている。
 
 今回のコンクールでは、出品者には一切の費用負担もなく、作品もマクリでの受け付けだったが、入選作品以上は軸表装され、「優勝作品展」として北京、台湾、香港、アモイなどのほか、石景宜氏ゆかりの広東省仏山市などでの巡回展に出品の予定。 一方、入選を逸した作品は全て直ちに返還される。
 返還の際には、入選作品以上の全作品を集録した作品集(A4判240ページ)が贈呈される。
 
 
 今回展は「第1回展」という位置付けで開催され、主催者側では今後も継続開催の意向だが、費用は全て香港の漢栄書局側が負担していることから、毎年の開催は予定しておらず、関係者によると、当面は5年に1度程度の開催を想定しているようだ。
 
 しかし、主催者側では今回の参加者に広く同コンクールの今後に対する意見・提言を求める方針といい、そうした意見集約の結果、新たな方針が打ち出される可能性もありそうだ。
 
 
 同コンクールに関する問い合わせ等は、〒150‐0031東京都渋谷区桜丘町29−35、筍娃魁檻械苅僑押檻毅横毅韻糧術新聞社へ。



(書道美術新聞 第956号1面 2011年3月1日付)


印刷用ページ 

キーワード検索
書道段級取得−《書統》
書統'17 9月号
楽しく書道を学ぶ雑誌
21世紀の書道をリードする新構想の競書誌です。

[⇒詳しく見る]
全国有名筆墨業者一覧

◎埼玉

◎東京

◎滋賀

◎京都

◎大阪

◎奈良

◎広島

◎沖縄

▽関連するキーワードで検索する
[お問い合わせ] Tel 03-3462-5251(代表)
株式会社 萱原書房/美術新聞社  〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町29-35 ヴィラ桜ヶ丘ビル7F[アクセスを表示]
Copyright (c) 1999- KAYAHARA PUBLISHING INC.,JAPAN All right reserved.