(1)      (昭和51年6月7日第三種郵便物認可)美術新聞社報 平成29年(2017) 11月19日(日曜日)
書道美術新聞【1面】
第27回読売書法展ひらく
掲載日: 10年09月01日
書道美術新聞【1面】

漢字部門、前年比増
読売大賞に秋田氏
かな部門は不振続く


 第27回読売書法展・東京展が8月20日から29日まで、東京・六本木の国立新美術館と池袋のサンシャインシティ文化会館で開催された。今回展の一般公募(会友含む)の搬入点数は4部門合わせて2万1,706点(昨年比390点減)となり、漢字部門で微増だったほかは、かな、篆刻、調和体の各部門でそれぞれ減少した。授賞面では、同展最高賞(理事作家対象)の読売大賞にかなの秋田素鳳の帖作品「和歌集」が決まったのをはじめ、各賞にそれぞれ受賞者が決まった。(本紙6〜9面に関連記事)

 ◇ ◇ ◇

 今回展の鑑別・審査は、7月20日から29日までの9日間にわたり、例年通り東京・池袋のサンシャインシティ文化会館で行われた。



 一般公募と会友作家の出品作品を合わせた2万1,706点のジャンル別内訳をみると、漢字部門が昨年比114点増の9,509点、かな部門は7,448点(同342点減)、篆刻部門は781点(同11点減)、調和体部門は3,968点(同151点減)となっており、中ではかな部門がピークとなった7年前の第20回記念展を境に減少傾向が続いており、この7年間の減少幅は約2,800点に達し不振ぶりが際立っている。

 鑑別については従来通り、会友作品を除く1万8,367点が対象となり、1万1,021点が入選(入選率60・0%)、これに会友作品3,339点を合わせた計1万4,360点が、各賞の審査対象となった。調和体部門については、例年通り出品者の専門分野別に第一部(漢字系作品)、第二部(かな系作品)に分けて、漢字、かなそれぞれの部門の当番審査員が鑑別・審査に当たる体制がとられた。

 昨年に引き続き審査部長を務めた杭迫柏樹氏を中心とする163名の当番審査員による審査の結果、特選に429点、秀逸に1,867点がそれぞれ決まった。

 一方、役員作家対象の特別賞については、読売大賞に1点、同準大賞に8点(以上理事作家対象)、読売新聞社賞に65点、同俊英賞に129点(以上幹事作家対象)、同奨励賞に246点(評議員作家対象)が決まった。

 特別賞の受賞者は、読売大賞のほか、同準大賞に大橋洋之(漢字)、岡本藍石(漢字)、鈴木赫鳳(漢字)、干場昇龍(漢字)、森上光月(かな)、柳涛雪(篆刻)、新井茜舟(調和体)、正橋白鵞(調和体)の計8点が決まったほか、読売新聞社賞には漢字部門31点、かな部門24点、篆刻部門2点、調和体部門8点の計65点、同俊英賞には漢字部門61点、かな部門44点、篆刻部門4点、調和体部門20点の計129点、同奨励賞には漢字部門102点、かな部門95点、篆刻部門7点、調和体部門42点の計246点が決まった。

 なお、同展は東京展閉幕後、例年通り全国7会場を巡回する。

【関西展】9月8日〜12日/〈第一会場〉京都市美術館、〈第二会場〉京都市勧業館・日図デザイン博物館(みやこめっせ)
【中国展】9月24日〜26日/広島県立ふくやま産業交流館(ビッグ・ローズ)
【九州展】9月30日〜10月3日/〈第一会場〉福岡市美術館、〈第二会場〉西鉄ホール
【北海道展】10月15日〜17日/北海道経済センター
【東北展】10月20日〜24日/〈第一会場〉山形美術館、〈第二会場〉県芸文美術館
【中部展】11月23日〜28日/〈第一会場〉愛知県美術館ギャラリー、〈第二会場〉県産業労働センター
【四国展】12月9日〜12日/〈第一会場〉高松市美術館、〈第二会場〉県文化会館



(書道美術新聞 第944号1面 2010年9月1日付)


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