(1)      (昭和51年6月7日第三種郵便物認可)美術新聞社報 平成29年(2017) 11月19日(日曜日)
書道美術新聞【1面】
第23回「シル・わか」東京展ひらく
掲載日: 10年03月15日
書道美術新聞【1面】

363点、20都道府県から出品
前年比大幅増
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 書振連(全日本書文化振興連盟・桑原呂翁会長)主催の「第23回全国〈シルバーから/わかばまで〉書道展」(略称「シル・わか展」)東京展が3月5日から11日まで、東京・池袋の東京芸術劇場・展示ギャラリーで開催された。

 「書文化の世代間交流と次世代への継承促進」という新理念を掲げた、「シルバー」(70歳以上)、「青壮」、「わかば」(15歳以下)の3世代による交流展は、今年試行3年目となり、規模的にも内容的にも大きな飛躍を遂げた。

 このため連盟では3月6日、同劇場内会議室で緊急総会を開き、「シル・わか展」活動を中核に据えた組織の立て直しと、所期の目的の「書文化の振興発展」に資する今後の事業展開のための戦略について話し合った。
 
 

 ◇ ◇ ◇

会場風景(右側壁面は賛助作品コーナー)同(沖縄から、南から北へ北海道まで)授賞式風景(6歳のわかばに特別賞)交流会で人気の「名前の手本」コーナー

 今回展の出品は、北海道、宮城、秋田、茨城、栃木、埼玉、千葉、東京、神奈川、長野、静岡、愛知、三重、岐阜、大阪、兵庫、岡山、広島、高知、沖縄の20都道府県から363点にのぼり、昨年を133点、率にして58%も上回った。


 この点数は、単純計算では会場の同ギャラリーの展示容量を超えるものだったが、今年から設定した2人の出品者の作品を一体軸装する「ペア表装」の選択者が29組58名に上ったことから展示点数そのものは334点に留まり、連盟の実行委員会スタッフが胸をなでおろす一幕もあった。

 
 今回展で実行委員会は2つの新機軸を取り入れた。

 その1つは、連盟ではかつての「シルバー書道展」時代から長年、「作品の優劣を問わない」という基本理念から特定作品に対する授賞は行ってこなかったが、今回展では86歳のシルバー作品、6歳のわかば作品、72歳と2歳の「シル・わかペア」作品に対し、「本展の主旨に沿う特に優秀な作品」として「特別賞」を授与したこと。
 
 もう一つは、会期中の3月6日午後に実施した「授賞式・お楽しみ会」を連盟では、当日新たに「授賞式・交流会」と呼び名を改める旨の発表をした上で、「Tシャツにお習字」「あなたの名前のお手本を書いてあげます」「書道なんでも相談室」「書道用品なんでも相談室」「席上揮毫会」などの多彩なイベントコーナーを設けて当日の出席者自由参加の交流行事としたことで、特に「交流会」は、この日の交流行事のために小・中学生12名を含む18名が旅行団を組んで出席した沖縄・宮古島市からのグループを含む約140名の出品者らが参加し、かつてない盛り上がりをみせた。
 
 なお、今回展にも例年通り桑原呂翁、石飛博光、鈴木啓水、久米公、岩切誠、高木厚人の6作家が実行委員会役員・顧問等として賛助出品し、また一休園、栄豊斎、日成堂、イ方古堂、墨運堂、山口文林堂、厚徳社、小澤写真印刷、リンクス各社の協賛や、玉川堂による「相談室」イベントへの協力などを受けての開催となり、「書道界も業界も元気にする書文化振興装置」としての「シル・わか展」の存在感が、さらに高まった7日間だった。

 
 「シル・わか展」に関する問い合わせ等は、TEL03−3462−5251 美術新聞社内・書振連本部事務局へ。



(書道美術新聞 第934号1面 2010年3月15日付)


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